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六面石幢(ろくめんせきどう)、六角地蔵、六地蔵
村田町桜内
・場所:宮城県村田町桜内  Yahoo!地図
・説明:石柱の六面に小さな地蔵が浮き彫りされている。
 
寛永七年(1630年)仙台藩祖伊達政宗の時代に村田商人が活躍した頃の建立
文:広報むらた
  谷山温泉の近くに、地元では六角地蔵と呼ばれている石塔があります。
 これは石造物の形式では「石幢」というもので、古代中国の仏堂内にかける幢という六角や八角に布を垂れる旗が起源になっています。
 日本では、鎌倉時代から造られるようになりました。
足立の石幢は安山岩で造られており、高さ百六十八p、幅五十七pあります。
 六角形のところには六地蔵が彫刻され、下の竿のところには「奉造立地蔵尊二世安楽之所」「時宝永七年極月十二日」「施主当村中」と彫られており、この石幢が
宝永七年(一七一〇年)十二月十二日に足立村の人々によって建てられたことがわかります。
 
2007.12.15


2007.12.15


2007.12.15


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2007.12.15